
工業高校の教室サイネージへ広告を出稿するための、作成と入稿の手引きです。本サイネージは「採用広告」ではなく「企業認知広告」という独特の方針で運営されています。まずは上から順番にご確認いただき、最後に「あなたの状況を選んでください」のセクションから、ご自身に近いケースへお進みください。
このガイドは、岐南工業高校の進路指導の先生方へのヒアリングを重ねるなかで形にしました。
「やりがいに惹かれて入った生徒が、数か月で辞めてしまう」「採用に費用をかけても、続かなければ意味がない」——先生方から何度もうかがった言葉です。人材の流動性が非常に高い今、その負担を一番背負っているのは、求人を出されている 企業のみなさま です。
求人広告の世界では長らく、「広く・きれいに・万人に」が当たり前とされてきました。けれども、その当たり前が入社後の「聞いていた話と違う」を生み、結果として企業も、生徒も、先生も、誰ひとり得をしないループになってしまっています。
キミテラスは、この現状を本気で変えたいと思っています。
万人ではなく、その仕事に本当に合う一人に届く広告を。きれいごとではなく、入ってから後悔させない正直な広告を。そういう広告だけを、生徒が毎日過ごす教室という場で流していきたい。
このガイドの一つひとつの基準は、すべてその想いから生まれています。少し書きづらく感じるルールもあるかもしれません。けれども、それは「採用にかけたお金が無駄にならない」「生徒が辞めずに長く働ける職場と出会える」、その2つを同時に実現したい、という願いの裏返しです。
誠実な企業認知広告で、企業と工業高校生をきちんと結び直していく——どうか、その挑戦にご一緒いただけたら嬉しく思います。
キミテラス事業 / 株式会社 Rebounderまず最初に、本サイネージで作る広告の 位置づけ をご理解いただきたく思います。
高校生の求人は、職業安定法をはじめとする法令により、すべて学校を通すこと が大原則となっています。企業が生徒に直接、応募・見学・面接といったアクションを呼びかけることは、原則できません。さらに、求人活動そのものが 毎年7月1日まで解禁されない という独特のルールがあります。
そのため、本サイネージで掲載するのは、いわゆる「採用広告」ではなく、会社・仕事・働く人を紹介する「企業認知広告」 です。配信のゴールは、生徒に「この会社、いいな」「ここで働いてみたいな」と思っていただくところまで。実際の応募や見学のアクションは、進路指導の先生を通じて、7月1日以降に行われます。
| 生徒にとって | 地元に「面白そうな会社がある」という気づきが、進路を選ぶ前の早い段階で生まれます。 |
|---|---|
| 企業にとって | 7月の求人解禁時に、生徒や先生の頭の中に「あの会社」として残っている状態を作れます。長い接点が、ミスマッチの少ない採用につながります。 |
| 学校と先生にとって | 生徒との進路相談のなかで「実はこういう会社があるよ」と紹介できる、生きた素材になります。 |
一般的な求人広告と比べて、高校生求人には独特の厳しいルールがあります。原稿づくりの前に、必ず以下をご確認ください。
応募・見学・面談・面接などのアクションは、すべて 学校(進路指導の先生)を通して 行われます。企業から生徒へ、サイネージ上で直接呼びかけることはできません。
毎年 7月1日 までは、リクルート活動そのものが解禁されません。「採用」「募集」「応募」「面接」「説明会」「会社見学」といった リクルートを直接連想させる言葉 は、配信期間中(6〜9月)すべてを通じて使用できません。
「まずは工場見学から」「お気軽にお越しください」「お問い合わせは○○まで」など、生徒からのアクションを促す表現は使えません。読み終わったときに生徒が 「いい会社だな、覚えておこう」 と思える、そこまでがゴールです。
会社ホームページのURL/QRコードを載せること自体は可能です。ただし、ホームページ内に高卒求人ページが残っている場合、企業もキミテラスも厚生労働省の指導対象となります。 配信開始前に、貴社サイトに高卒求人情報が露出していないか必ずご確認ください(特に前年度のページが消し忘れになっていないか)。
教室サイネージは、学校・先生方の協力なしには成立しません。生徒たちが毎日過ごす教室に映像が流れる以上、先生方が違和感なく「これなら大丈夫」と言える広告であること が、本サイネージの最重要要件です。
そのために、本サイネージでは以下の3点を徹底します。
既存の広告原稿(ケースA)をお持ちの場合でも、デザインや表現がいわゆる「広告」「PR」のトーンに寄っていると、教室で流すには 「お金の匂い」が強すぎる と判断されることがあります。
先生方の理解を得るために、ご用意いただいた原稿の方向性を本ガイドの4ブロック構成に揃えていただくことを、お願いしています。 デザインの仕上げは岐阜文芸社さんと連携して行いますので、文字組み・配色・写真とのバランスといった見え方の部分はご相談いただけます。
採用広告のように「残業ほぼなし」「賞与年2回」と 条件を並べる ことができない以上、勝負どころは 会社・仕事・求める人物像をどう魅力的に描くか です。
特に大事なのが、その学校の生徒に向けた一言です。成績や面接の上手さでは測れない、生徒一人ひとりの「好き」「得意」「コツコツやれること」を、技術や強みに翻訳して見せてあげてください。
どんな仕事か、どんな会社か、誰に向けたメッセージなのか、一切伝わりません。
「自分のことだ」と思える生徒がはっきりイメージできます。万人ではなく、一人に向けた一言 が、教室サイネージでは強く効きます。
仕事の大変さや地道な側面を書くこと自体は問題ありません。ただし、書く場合は 必ず「その先に育つもの」とセット にしてください。大変さだけが残ると、生徒は不安だけを受け取って広告から離れてしまいます。
本サイネージの原稿は、岐南工業高校の進路指導の先生にご監修いただいた、以下の4ブロック構成で作成します。
| No. | ブロック | 内容 |
|---|---|---|
| — | ヘッダー | 会社名 / 業種 / 事業エリア |
| — | キャッチコピー | その学校の生徒に向けた、一行のメッセージ |
| 01 | どんな会社? | 会社の独自性・特徴を、1行のコピー+短い本文で |
| 02 | どんな仕事をするの? | その会社で日々取り組む仕事の魅力・身につく技術を、1行のコピー+短い本文で |
| 03 | どんな高校生が向いている? | 成績・面接スキル以外で「向いている人」を、生徒が自分ごと化できる切り口で |
| — | 会社DATA | 設立年・社員数・平均年齢・工業高校卒業生数など、客観的なデータ |
岐南工業高校の進路指導の先生にご監修いただいたサンプルです。実際のサイネージ画面のイメージは以下のとおりです。

2026年度のPoC(実証実験)では、岐南工業高校での3か月配信を 20社限定の特別価格 でご利用いただけます。
| 申込期間 | 〜 2026年5月18日(月) |
|---|---|
| 原稿・写真の入稿 | 2026年5月25日(月)を目安としています。 入稿期限については柔軟に対応いたしますので、間に合いそうにない場合はお気軽にご相談ください。 |
| 配信開始 | 2026年6月1日(月) |
| 配信終了 | 2026年9月30日(水) |
出稿は次のような流れになります。原稿の状態によって、途中の進み方が分かれます。
原稿の状態によって、進める道が分かれます。
サンプル原稿のとおり、本サイネージは 写真と文章のセット で成立する作りです。原稿が良くても、写真が「広告感のある集合写真」や「暗くて何の仕事か分からない一枚」だと、教室では効果が出ません。OK/NGの実例で違いをご確認ください。




メインの流れに当てはまらないケースは、まとめて こちら でご案内しています。
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